カージナルスの先発右腕で元巨人のマイルズ・マイコラス投手(33)が6回を4安打1四球、今季自己最多の9三振を奪う1失点の好投。後続の投手がいったん追いつかれたために勝利こそつかなかったが、きっちりと試合を作った。

マイコラスはカブス戦13試合(うち11先発)での通算防御率を2・06とし、これは通算10試合以上に先発した現役メジャー投手のなかではトップの数字。

オリバー・マーモル監督はマイコラスについて、「速球で相手を圧倒し、9つの三振を奪った。本当によくやってくれた」と評価した。

マイコラスは最近先発した4試合では防御率1・55ながらも1勝2敗と、白星には恵まれていないが、「チームには波がつきもので、バッティングもピッチングもそう。きょうはチームが勝ったので、自分のなかでも勝利だ」と大人な対応だった。(AP)