昨季のナ・リーグMVP、フィリーズのブライス・ハーパー外野手(29)が25日(日本時間26日)、左手を骨折した。

サンディエゴでのパドレス戦の4回、左腕スネルから死球を受けた。156キロの直球が左手の親指を直撃した。しばらくの間、左手を押さえてうずくまり、動けないほどの衝撃だった。

今季は右肘の靱帯(じんたい)を損傷しながらも64試合に出場し、打率3割1分8厘、15本塁打、48打点と好調だった。オールスターのファン投票中間発表では、DH部門の1位となっていた。

昨季は打率3割9厘、35本塁打、100打点でMVPに輝いていた。