エンゼルス大谷翔平投手(27)が、自己最高速アーチを記録した。「3番DH」で出場したマリナーズ戦の3回、右腕ジルベルトの内角寄り96.8マイル(約156キロ)の直球を完璧に捉え、右翼席中段へ運ぶ16号ソロ。飛距離462フィート(約141メートル)は今季最長で、打球速度118マイル(約190キロ)は通算109本塁打で最高値、球団史上でも最速弾(正確な計測が始まった15年以降)となった。

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◆大谷の打球速度 3回に打った16号本塁打は、打球速度が118マイル(約190キロ)。大谷の打球速度では2本の二塁打に次いで3番目に速く、本塁打では昨年6月28日の189キロを抜いて、通算109本で最速となった。また、15年のスタットキャスト計測開始後、エンゼルスの球団最速本塁打となった。

◆大谷の飛距離 3回にジルベルトから打った16号は、飛距離141メートルの特大アーチ。大谷の本塁打では今季最長で、通算でも4位に相当する。メジャー全体では今季15位。1位はサンチェス(マーリンズ)の151メートル。エンゼルスでは4月14日レンジャーズ戦のトラウトの2号(144メートル)に次ぐ2位となる。

◆大谷の土日打撃成績 土日の打撃成績は24試合で97打数26安打、8本塁打、20打点、打率2割6分8厘。本塁打率(打数÷本塁打)は月~金曜日に21.87だが、土、日曜日は12.13と、週末に1発が出やすい傾向がある。