公式戦が中盤戦に差し掛かったメジャー球界で、早くもトレード市場が動き始めた。

マリナーズが27日(日本時間28日)、ロイヤルズから通算263本塁打のカルロス・サンタナ一塁手(36)をトレードで獲得したことが明らかになった。球団が発表したもので、ロイヤルズにはワイアット・ミルズ投手(27)とウィリアム・フレミング投手(23)が移籍する。

両打ちの長距離砲サンタナは、今季52試合に出場し、打率2割1分6厘、4本塁打、21打点。

今季のマリナーズは、ここまで34勝40敗で首位アストロズに12ゲーム差の地区4位。01年以来21年ぶりのポストシーズン進出を目指すうえで、巻き返しへ向けていち早く手を打った。

なお、今季のトレード期限は8月2日の午後6時(米国東部時間)に設定されている。