エンゼルス大谷翔平投手(27)が「3番DH」で出場し、17号本塁打を含む3打数3安打、3本の長打で打撃好調をキープした。

1回の第1打席、2死から弾丸ライナーで右中間フェンス直撃の二塁打を放つと、3回の第2打席では中越えの17号ソロで追加点を挙げた。この日、メジャー通算137勝のベテラン右腕クエトとの対戦では、2打数2安打だった。

5回の第3打席は四球で出塁。7回2死二塁の第4打席は2番手の右腕ケリーの高め直球をはじき返し、左越えの適時二塁打で2打点目をマークした。

出場停止中のネビン監督代行の代行モンゴメリー・ベンチコーチは大谷の打撃について「いいね。ここ3週間くらい、それ以上かもしれないが、彼は良くなってきている。あとは継続することだけだと思う」と評価した。3打数3安打で打率を2割6分8厘まで上げたが、チームは17安打11失点で大敗。連勝は2で止まった。

 

◆大谷の1試合3長打 19年6月13日レイズ戦(サイクル安打達成)、21年6月27日レイズ戦に次いで3度目の最多タイ。日本ハム時代は1度もない。