エンゼルス大谷翔平投手(27)が3回の第2打席で今季17号ソロ。直前の打席ではマイク・トラウト中堅手(30)が23号ソロを放っており、今季4度目の「トラウタニ」弾が飛び出した。ところが、チームは4-11で惨敗。FOXスポーツのリポーター兼アナリストのベン・バーランダー氏は皮肉交じりに「信じがたい」とツイートしている。

スコアレスで迎えた3回に「トラウタニ」弾も含む3本塁打で3点を先行したエンゼルス。しかし、5回にジョシュ・ハリソン二塁手、ルイス・ロベルト中堅手に本塁打を許すなどして5点を失うと、7回表にも5失点。同回裏に大谷の適時二塁打で1点を返すも、8回にも失点した。大谷は3打数3安打、2打点、1得点でOPS(出塁率+長打率)は0・862に伸ばしたものの報われなかった。

アストロズのジャスティン・バーランダー投手の弟で、“大谷翔平大好き”と公言しているベン氏は試合中、ツイッターで「今晩、マイク・トラウトがホームランを打った。ショーヘイ・オータニは3打数3安打、1本塁打、2二塁打、1四球。でもエンゼルスは10-4で追いかけている。信じがたい」とコメント。CBSスポーツのニック・パルコ氏は「トラウトとオータニが、永久的に平凡なエンゼルスに捕らわれているのは野球界にとって本当にひどいこと」とつづっている。

一方で、40万人以上のフォロワーを持つ野球ジャーナリストのジャレド・カラビス氏は「マイク・トラウトとショーヘイ・オオタニには同情するが、彼らは自分たちでこの球団で選んだわけだ」と投稿した。