エンゼルス大谷翔平投手(27)が「3番DH兼投手」で出場し、5回2/3で5安打無失点と粘り、11奪三振で今季7勝目を挙げた。

ホワイトソックス打線に対し、毎回三振を奪う力投。前回登板の13奪三振に続き、2試合連続の2ケタ奪三振をマークした。

この日は球数が多く、5回を終えた時点で91球。6回2死一塁、このイニングを投げきる直前、球数108球で交代となり、降板時は悔しそうな表情を見せた。「しっかり6回投げきりたかったですけど、なかなかしぶとい打線だったので、いい打線ですし、球数がちょっと多かったかなと思います」と振り返った。

6月はメジャーで初の月間4勝。自身4連勝となった。投打で好調をキープし、「バッティングに関してはいい打席が増えてるなっていうのは感じますし、投げ心地も悪くないので、数字以上になにか(感覚が)違うことはないかなと思います」。この日は打者では3打数無安打も、6月は打率2割9分8厘、6本塁打、17打点と好成績を残し、投手では4勝1敗でチームをけん引した。

◆シューメーカー以来 大谷が2戦連続11奪三振以上をマークし、連続無失点も自己最長の21回2/3に伸ばした。エンゼルス投手の連続11K以上は16年5月27日、連続無失点は14年8月31日に23回1/3があり、いずれも現巨人のシューメーカー(35)が記録。