アストロズの先発右腕クリスチャン・ハビエル(25)が、エンゼルス大谷翔平投手(27)の先制18号ソロにも負けず、その後7回までを完璧に抑え今季6勝目(3敗)を挙げた。

7回まで自己最多の14奪三振をマークし、大谷の先制ソロ以外は無安打、無四球。「(1点を先制されても)前向きな気持ちを維持できた。チームに逆転する機会を与えるために、後は抑えなければと自分に言い聞かせた」と振り返った。

前回登板の6月25日ヤンキース戦では、7回を無安打無失点、13奪三振で継投ノーヒットノーラン達成に先発として貢献。2試合で大谷のソロ以外は無安打無失点で27奪三振をマークしたことになり、連続した2試合の登板で被安打1以下で27奪三振以上を達成したのは近代野球でこれが初。2試合連続で13奪三振以上をマークしたのは、球団では19年のゲリット・コール(現ヤンキース)以来、4人目となる。アストロズのベーカー監督は「自信が自信を生み出す。自信は成功を生み出す。彼がまさにそれを体現している」と目を細めた。