6月25日の試合で死球により左手親指を骨折したフィリーズのブライス・ハーパー外野手が、「あの日を今季最後の試合にしたくない」と、シーズン内の復帰を誓った。

29日に手術を受け、現在は骨を固定するためのピンが3本親指に入っているハーバー。左手もギプスで固定されている状態だが「僕は戻る」と、復帰に力を込めた。

一方で復帰日については「自分も分からないから、いつ戻るとは言えない。分かっていればもちろん言うはずだよ」と確定しているわけではないと強調。それでも「準備ができたら戻る」と話した。

ハーパーはさらに「何も望んだり考えたりしたくない。一日一日を過ごし、体調が万全になり、チームの勝利に貢献できる時が来たら戻りたい」と現実的な考えも示しつつ、「あの日を今季最後の試合にしたくない。どのような結果であれ、自分は戻るつもりだし、プレーするつもりだ」ともコメント。「ただ座って見ているだけなんて嫌だ」と、復帰への強い意欲を見せた。(AP)