4日にアスレチックスのホーム「オークランドコロシアム」で行われた試合後の花火イベント中に、弾丸の破片が当たり、ファン4人が負傷する事件があった。スタジアム外で祝砲が上げられ、その破片が当たった可能性がある。

オークランド警察とアスレチックスは、4人の負傷について、命にかかわるものではないと発表。この日はシーズン最多の2万4403人のファンが詰めかけていた。試合が早めに終了したため、午後9時過ぎにはファンがフィールドに降りることを許可されていた。警察と球団の共同声明によると、事件が発生したのは9時30分過ぎだという。

声明によると、4人のうち3人は通報を受けた警察が発見。「オークランド市内で打ち上げられた祝砲らしきものによる」弾丸の破片を受けたという。もう1人は徒歩で病院へ行ったとのこと。

アスレチックスのマーク・コッツェイ監督は、アメリカ独立記念日である7月4日の出来事であることに言及し、祝砲は決して安全ではないが、この日は普段はしないようなことをやりたがる人がいるとコメント。「祝う気持ちを込めて空に向かって発砲するわけだが、コロシアムでこのようなことが起こり、負傷者が出たというのは非常に残念だ」と話した。(AP)