エンゼルス大谷翔平投手(28)は、今季のホームランダービーに不参加となった。14日(日本時間15日)、ESPNで参戦メンバー全8選手が発表され、事前に公表されていなかった最後の1枠はレンジャーズのシーガーに決まった。メジャー屈指の飛距離を誇る大谷は、オールスター戦の二刀流出場に専念する。

前年は日本人として初参戦。第1ラウンドでナショナルズのソトと激戦の末に敗退した。翌日はレッドカーペットショーに参加し、オールスター戦には史上初となる投打の二刀流で出場した。貴重な経験となったが、シーズン再開後は打者で失速。終盤の9月に本塁打数トップの座から陥落し、初の打撃タイトル獲得は惜しくもならなかった。

今季もオールスター戦では二刀流が期待される。ア・リーグの指揮をとるアストロズのベーカー監督は、エンゼルスのネビン監督代行と話す機会があったことを明かし、「ショウヘイは我々の求めるようにプレーすると言っていたようだ」と語った。昨年はオールスター戦の前日会見で大谷の先発が公表されたが、今年はどうなるか。ベーカー監督の決断が注目される。(アナハイム=斎藤庸裕)

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