トレード期限まで残り4日となりエンゼルス大谷翔平投手(28)の去就が注目される中、MLB公式サイトのジョン・モロシ記者は29日、同じロサンゼルスに本拠を置くドジャースがエンゼルスに問い合わせをしたとツイートした。大谷がトレードされる可能性は低いとした上で「ドジャースがエンゼルス側に接触しようとした」と伝えた。ただ、同じ都市のライバル球団への移籍には関係者の間でも懐疑的な見方が強いという。

米紙ニューヨーク・ポストは前日、ナショナルズのソト獲得に動いているパドレス、レンジャーズ、ドジャース、カージナルス、マリナーズの5球団が大谷の獲得にも乗り出している可能性があると指摘していた。マリナーズはこの日、レッズから今季防御率2・86の先発右腕カスティーヨを若手有望株4人との交換で獲得したと発表。マリナーズはこれでトレードの駒がなくなり、大谷獲得に乗り出す可能性はほぼなくなった。