エンゼルスは2日（日本時間3日）、トレード期限の直前に外野手のレギュラーに定着したブランドン・マーシュ外野手（24）、先発右腕のノア・シンダーガード投手（29）、守護神ライセル・イグレシアス投手（32）ら主力選手を他球団へトレードで放出した。マーシュ、シンダーガードはフィリーズへ、イグレシアスはブレーブスに移籍する。

米東部時間の2日午後6時（日本時間3日午前7時）のトレード期限が過ぎ、エンゼルスのミナシアンGMがメディアに対応した。マーシュらの移籍について「タフなことだった。素晴らしい選手をトレードすることは楽しいことではない」とコメントした。

主力選手の放出で、エンゼルスは今後、来季を見据えて戦っていくこととなる。地元ファンに向けてのコメントとして、同GMは「メッセージは明確で、勝敗からすれば、今年は私の思い描いたような年ではない」と唇をかんだ。