米CBSスポーツは3日、前日に終わったトレード期限までの各球団の動向について、勝ち組と負け組を査定した記事を掲載した。

同記事で勝ち組とされているのは、移籍市場で注目されていたフアン・ソト外野手を獲得したパドレス、低迷していたナショナルズからの長期契約オファーを拒否して強豪への移籍を果たしたソト、弱体化したナショナルズとの対戦を多く残しているためワイルドカード争いで相対的に有利となったフィリーズ、アンドリュー・ベニンテンディ外野手やフランキー・モンタス投手、ハリソン・ベイダー外野手ら有力選手を多く獲得したヤンキース、オリオールズの強打者トレイ・マンシーニ一塁手らを補強したアストロズなど。

負け組には、エリク・ホズマー一塁手のトレード拒否権行使によって代わりにパドレスからナショナルズへ放出された元本塁打王のルーク・ボイト一塁手、スター選手を失ったナショナルズとオリオールズのファン、ホズマーらは獲得したものの補強が思うように進まなかったレッドソックス、大物獲得などの目立った動きは見せなかったメッツらが挙げられている。