エンゼルス大谷翔平投手(28)が今季5度目の1試合2発の活躍を見せたが、勝利にはつながらなかった。チームは03年6月4日以来、球団タイ記録となる7本塁打。ソロ本塁打7本は球団記録で、メジャー記録に並んだ。

記録的な試合でも投手陣が崩れて敗戦。7本塁打の打線に、ネビン監督代行は「非常にいいスイングをしていたと思う。7本のソロ本塁打なんて経験したことがない」と振り返った。

また、23号先制ソロと24号ソロを放った大谷については「今日は非常に良かった」とたたえ、前日に訴えていた右前腕の張りには「彼は大丈夫だ。大事をとってのものだった」と話した。なお、大谷はメジャー通算117本塁打で、マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏に並び、通算本塁打数で日本人歴代2位タイとなった。