大谷の24号は、全左打者で最も内角に外れた球を打った本塁打だった。米野球データ分析会社のコディファイは5日(日本時間6日)、エンゼルス大谷翔平投手(28)が4日のアスレチックス戦で打った2本目の本塁打について分析。スタットキャストで全投球をトラッキングして以降、左打者が打った最も内角に外れた投球だったと、ツイッターで発表した。スタットキャストは15年からMLBの全本拠地球場で導入された。

大谷は7回2死、左腕スニードが投じた内角に大きく外れたスライダーを、右翼へ24号本塁打としていた。体に当たりそうな悪球にうまく反応し、鋭く腰を回転させていた。

大谷が本塁打した投球よりもストライクゾーンに近い球でさえも、のべ97人の左打者が死球を受けていたという。