3月に左手首舟状骨骨折の手術を受け、開幕以来負傷者リスト(IL)入りとなっているパドレスのフェルナンド・タティス内野手(23)が、今週末に傘下2Aの試合で実戦復帰する運びであることが分かった。MLB公式ウェブサイトが6日に報じた。

同選手は5日、敵地でのドジャース戦の前に打撃練習に参加した後、6日に傘下2Aの試合が行われるテキサス州サンアントニオに向かった。

同選手はメジャーでの実戦から10カ月離れており、マイナーでのリハビリを兼ねた実戦出場期間がどれくらいに及ぶかは不明。

同サイトによると、ボブ・メルビン監督はタティスがしばらく実戦で守備に就いていないことも考慮し、「状態を見守っていきたい」とコメント。また、復帰後もしばらくはDHで起用し、休みを織り交ぜながら使っていく計画であることも明かした。

パドレスは先日、トレード締め切り当日にフアン・ソトとジョシュ・ベルらを獲得する大補強を敢行。タティスも復帰となればこの上ない起爆剤となりそうだ。