エンゼルス大谷翔平投手(28)が、マリナーズ戦に「2番DH」で出場し、3回2死一塁の第2打席は空振り三振だった。

打席の前には思わぬハプニングが起こった。1番ウォードの中前打で二塁走者ゴスリンがホームを狙い滑り込んだ時だった。相手先発の左腕ゴンザレスがホームベースの後ろにカバーに入った際に同じくホームベースの後ろにいた大谷と接触。ゴンザレスは転び、大谷は左足を痛めた様子で、ネビン監督代行とトレーナーらが駆けつけた。打席には入ったが足を気にしている様子で、バットを振った後に左足をかばうしぐさがうかがえた。

1回の第1打席は1死で初球の真ん中のフォーシームをファウルにした後の2球目、外角いっぱいの85マイル(約137キロ)カットボールを打ち二ゴロで、第2打席まで2打数無安打となっている。

前日6日(同7日)のダブルヘッダーでは、第1試合で4打数無安打、第2試合は犠打で今季65打点目を挙げたものの3打数無安打だった。本塁打は4日(同5日)のアスレチックス戦で23、24号の2発を放ってから3試合出ていない。本塁打が1本出れば、日本人選手ではイチローの117本を抜き、松井秀喜に次ぐ単独2位に浮上する。