エンゼルス大谷翔平投手(28)が、マリナーズ戦に「2番DH」で出場し、今季100安打目をマークした。5回2死走者なしで迎えた第3打席に左前打。メジャーでは、2年連続3度目の100安打到達となった。

1回1死の第1打席は先発左腕ゴンザレスに対し二ゴロ、3回の第2打席は空振り三振。7回2死走者なしの第4打席は二ゴロだった。2番手右腕ムニョスに対し、1ストライクからの2球目、90マイル(約145キロ)のスライダーで打ち取られた。

3回の第2打席直前にはアクシデントも発生した。2死一塁から、一走がホームに滑り込んだ際にホームベース後ろにカバーに入った相手先発ゴンザレスと接触。左足を痛めた。トレーナーのチェックを受けたがそのまま打席に入り、次打席以降も出場を続行した。走塁の際には、痛めた左足の影響がまだ残っている様子もうかがえた。

前日6日(同7日)のダブルヘッダーでは、第1試合で4打数無安打、第2試合は犠飛で今季65打点目を挙げたものの、3打数無安打だった。本塁打は4日(同5日)のアスレチックス戦で23、24号の2発を放ってから3試合出ていない。本塁打が出れば、ホームラン数は、日本人選手ではイチローの117本を抜き、松井秀喜に次ぐ単独2位に浮上する。