ブルージェイズ菊池雄星投手(31)が6回途中6安打5失点で6敗目(4勝)を喫した。3回までに3本塁打を献上。3者凡退は5回のみと苦しい投球で、3点ビハインドの6回先頭に四球を与えたところで降板した。防御率は、試合前時点の4・86から5・13になった。

1回は連続四球も絡んで2死一、三塁とし、5番のウリアスに先制3ランを許した。外角高め95・8マイル(約154キロ)の直球を中堅右に運ばれた。立ち上がりに浴びた1発に思わずしゃがみ込んだが、続くヘイズはチェンジアップで空振り三振に抑えた。

2回は安打を許しながらも無失点に抑えたが、3回に2死走者なしから、3番サンタンダー、4番マウントキャッスルに2者連続でソロアーチを浴びた。サンタンダーには96マイル(約154キロ)直球を左中間へ、マウントキャッスルにはスライダーを左翼席にたたき込まれた。4回は先頭を中前打で出しながら後続を抑えて追加点を与えず。5回は遊ゴロ、三ゴロ、空振り三振と、この試合初めて3人で仕留めた。

打線はオリオールズを上回る12安打を放つなど終盤に追い上げたが、序盤に菊池が許した3被弾が重かった。