カブス鈴木誠也外野手(27)が、11日(同12日)にアイオワ州で行われるフィールド・オブ・ドリームス・ゲームに向け抱負を語った。

同ゲームは昨季、ホワイトソックス-ヤンキースのカードで初開催された。ケビン・コスナー主演で米アカデミー賞の作品賞など3部門にノミネートされた映画「フィールド・オブ・ドリームス」の舞台でメジャー公式戦を行うという画期的な試合。第1回の昨年はホワイトソックスが映画のような劇的なサヨナラ2ランで勝負を決めて話題となった。レッズ-カブスによる第2回の今季も注目が集まっており、日本人選手で初めて同ゲームに出場する見込みの鈴木にとっても、また新たな体験となる。

鈴木は「日本では地方でやることはたくさんあるんですけど、こっちではあまりないんで、そういった意味では少し、また違った風景が見られるんで、楽しみではあります」とコメント。一方で、現地の球場にはクラブハウスなどがなく、選手の控室はテントのみという大変な面があることも明かした。

また映画は「見てないです」と“ぶっつけ本番”で臨むことも告白。「(映画配信サービスで)探したんですけれど、なくて。オフに見ます」と笑った。