ホワイトソックスのティム・アンダーソン内野手が左手中指の靭帯(じんたい)断裂により、手術を受けることになった。球団によれば、およそ6週間の離脱になるという。MLB公式サイトが伝えている。

アンダーソンは6日に行われたレンジャーズ戦9回の打席で、ハーフスイングをした際に負傷。7日夜に遠征先からシカゴに戻り、検査の結果、断裂が判明した。ホワイトソックスはこれを受け、アンダーソンを10日間の負傷者リスト(IL)に登録し、レイナルド・ロペス投手をILから復帰させた。

アンダーソンの手術は11日に行われる予定。ランス・リン投手は「大打撃だ。このチームのオールスター選手でありリーダーの1人なのに」と嘆いた。

アンダーソンは今季ここまで打率3割1厘としており、9日の試合前の段階でチームトップの数字を残している。今年のオールスターでは遊撃手としてア・リーグの先発に名を連ねており、ホワイトソックスの遊撃手としては1970年のルイス・アパリシオ氏以来の快挙を果たしていた。