カブス鈴木誠也外野手(27)が、9号ソロ本塁打を含む3安打の猛打賞で日米通算1000安打を達成した。

ナショナルズ戦に「4番右翼」で出場。0-1の2回先頭の第1打席で、ナ軍先発の右腕エスピノの内角高めのスライダーを左翼スタンドへ運んだ。飛距離118メートルの1発は、11試合ぶりのアーチだった。3-4の7回2死一塁ではワンボールからの2球目、97マイル(約156キロ)のシンカーを左前打。1点を追う9回1死走者なしではカウント1-2と追い込まれてからの4球目、96マイル(約154キロ)のフォーシームを逆方向への右前打とした。

3回は中直、5回は左直で5打数3安打だった。

広島では通算937安打、メジャーではこれで63安打となり、日米通算で節目の1000安打に到達した。この日チームは敗戦しており、鈴木は「記録のためにやっているわけじゃないので。チームが勝つ方がいいです」と話した。