アストロズがダスティ・ベーカー監督の復帰試合で勝利を収め、今季72勝41敗としてア・リーグ勝率単独1位に浮上した。

アストロズは3回にマーティン・マルドナド捕手の12号3ランで先制すると、5回にアレックス・ブレグマン三塁手の14号2ランで加点。7回にも2点を加え、相手の反撃を3点に抑えた。

先発のフランバー・バルデス投手は7回を4安打無失点、2四死球、8三振と好投し11勝目(4敗)。今季メジャー最長、球団歴代2位となる19試合連続でのクオリティースタートとなり、今季142イニングの投球回数は自身最多かつア・リーグトップとなった。

前日まで東地区首位のヤンキースと勝率6割3分4厘で並んでいた西地区首位のアストロズだが、これでリーグ単独トップに浮上。新型コロナウイルスの陽性反応を示したことで5試合の欠場を余儀なくされていたベーカー監督は「戻ってこれて最高だ。勝利を飾り、フランバーが投げた試合での復帰だったのだからなおさらだ」と喜んだ。(AP)