パドレスのダルビッシュ有投手(35)が6敗目を喫した。ナショナルズ戦に先発し、6回0/3で7安打4失点、自責点4で降板した。9三振を奪う力投。3-0で迎えた6回、2死からヘルナンデスに2ラン、元オリックスのメネセスにソロと、2者連続本塁打を浴びて同点に追い付かれた。

6回までに98球を投げていたが、7回も続投した。先頭打者を三塁への平凡なゴロに仕留めたが、三塁手マチャドが打球を握り直して一塁へ投げられず。記録は内野安打となり、ダルビッシュは104球で降板した。

2番手投手のガルシアが、2死二塁から右前打を打たれた。二塁走者は右翼手ソトからの本塁送球で、1度は本塁でタッチアウトと判定された。しかし、ナショナルズからのチャレンジでビデオ判定に持ち込まれ、判定がセーフに覆った。1点を勝ち越され、ダルビッシュに自責点1が追加された。

ダルビッシュのストライクは73球で、ストライク率は70%だった。通算三振は141で、降板時点ではナ・リーグ5位タイに浮上した。

ダルビッシュは7日ドジャース戦に続く敗戦で、今季通算10勝6敗、防御率は3・40となった。2連敗は6月以来、今季2度目。クオリティースタート(先発6回以上、自責点3以下)は6試合連続で止まった。

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