メッツはクリス・バシット投手が5回を4安打無失点、2四球、5三振の内容で10勝目(7敗)。フランシスコ・リンドア遊撃手が通算82打点の球団記録を達成するなどし、直近20試合で17勝目を飾った。

バシットはこれで、24イニング連続自責点ゼロという好成績。今シリーズでは、エースのマックス・シャーザー投手が7回を投げて1失点、ジェイコブ・デグロム投手も6回を投げて無失点とそれぞれ奮闘した。

バシットは「うちの投手陣がどれだけ素晴らしいかは、見てのとおり。特にジェイクやマックスのような投手がマウンドにいるときはね。僕らから点を奪うのは難しいよ。それがこっちの狙いだ」と満足げ。バック・ショーウォルター監督も「うちの投手陣ときたら、まったく、すごい安定感だね」と喜びを口にした。

リンドアは初回に先制適時打をマークし、遊撃手としてはチーム歴代最多の82打点に到達。2006年にホセ・レイエス氏が達成した81打点を塗り替えた。リンドアはレイエス氏について「彼を見て育ったし、心から尊敬している。彼と比較する形で自分の名前が出るのは、いつだって本当に特別だ」と思いを語った。(AP)