エンゼルス大谷翔平投手(28)が「2番DH兼投手」で出場し、投手では6回7安打2失点、8奪三振で勝敗はつかなかった。打者では4打数1安打。チームは9回に守備の乱れから4失点で完敗した。
大谷は1回2死からマ軍の3番ウインカーに先制ソロを浴び、3回にも2安打で失点したが、その後は走者を背負いながらも粘りの投球を見せた。直球の最速は99・8マイル(約160・6キロ)。また、この日は約156キロ前後のツーシームを6球投じた。
試合後の大谷の一問一答は以下の通り。
-登板を振り返って
ちょっとボールが多かったかな、というのが一番かなと思います。
-ツーシームのブルペンなどでの手応えは
ちょこちょこ、遊びで投げたりしてましたし、いいアクセントになってるかなと思います。
-狙いは球数を少なくしたいからか
普通に1個増えた方がいいというか、別にいらないボールではないですし、必ず必要なボールでもないですけど。楽しく投げるために必要かなと思います。
-9回、守備の乱れから完敗
比較的いい試合だったなと思いますけど、やっぱりマリナーズの士気が高いと思いますし、そういうところが、最後はああいう勢いのあるチームっていうのは、うちもミスしてしまいましたけど、流れが向こうにあるかなと思います。
-球数が多い中でも6回まで投げ切れた。調整した点は
ちょっと3ボールも多いですし、不運な当たりというか、詰まったような当たりで間を抜けたりとか、間に落ちたりとかっていうのがちょっと最近多いので、球数がかさんだりとかありますけど、逆に良い当たりをセンターに捕ってもらったりとか、逆もしかりなので、比較的3ボールっていうのはないほうがいいですし、今日みたいなああいうカウントになるとなかなか良いリズムは作りにくいかなと思います。
-今後、基本的に中5日でいくのは、自分の希望があった
希望は特にないですね。まあ話して、どういうふうに投げていくか。シンダーガード選手もいなくなりましたし、そこは監督のマネジメントというか、ピッチングコーチもそうですけど、自分の体調と相談しながら、やりたいなと思います。
-今季、規定投球回に到達するには本調子ではない日でも長いイニングを投げていく必要がある。今後につながる部分はあるか
もちろんいい時ばかりではないので、よくない時でもしっかりゲームを作るっていうのは先発の1つの仕事なので、いい時はいい時でいいですし、悪い時は悪い時なりのピッチングができればいいなと思います。