レンジャーズとマイナー契約していた有原航平投手(30)が16日(日本時間17日)、アスレチックス戦で今季初めてメジャーで先発し、5回2/3を投げ8安打3失点で敗戦投手となった。

昨年9月15日以来の登板は3回まで1点ずつを失うなど、序盤は不安定な投球だった。それでも4回、5回を3者凡退。6回無死一、二塁から併殺に打ち取ったところで交代した。「緊張した。立ち上がりは悪かったが、切り替えて粘って投げることはできた」。

メジャー1年目の昨季は右肩手術を受けるなど約4カ月間離脱し、10試合の登板で2勝4敗、防御率6・64の成績に終わった。その後、メジャー枠から外れ、今季は傘下の3Aラウンドロックでプレー。メジャー復帰を目指していた。プレーオフ争いから脱落したレ軍は前日、ウッドワード監督を解任するなど、チーム再建へ方針転換。有原にも巻き返しのチャンスはあるだけに「次回登板があればしっかりやりたい」と意気込みを口にした。

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