ブルワーズはアンドリュー・マカチェン左翼手がキャリア19回目のマルチ本塁打を決めるなど勝利に貢献。今季は左腕を相手に少々苦戦かと思われていたが「右腕も左腕も関係ない」と自信を見せた。

マカチェンは初回、先発した左腕アンドリュー・ヒーニー投手から今季12号ソロを放つと、3回にも同投手を攻略。13号2ランで3点リードに貢献した。左腕投手とのキャリア通算対戦成績は、試合前の時点で3割2厘と左腕攻略を得意しているマカチェンだが、今季は様子が少々異なり、対左腕は打率2割2分9厘、対右腕が2割5分8厘となっていた。

もっとも、左腕に手こずっているのはマカチェンだけではない。ブルワーズは対左腕のOPS(出塁率+長打率)が試合前の時点で30球団中25位。打率は2割1分8厘で下から2番目という状況だった。だが、マカチェンは「いい打席が2回あって良かった。右腕も左腕も関係ないよ。僕らは両方の投手と対戦する準備ができている」と胸を張った。

クレイグ・カウンセル監督は「選手たちが左腕投手を非常にうまく捉え、素晴らしい試合となった。ハンター(・レンフロー右翼手)とカッチ(マカチェン)がやってくれた。走者がいる状況で一発が出た。カッチにとってはすごい日になったね。非常に印象深い1日になった」と喜びのコメントを残した。(AP)