今年4月にデビューしたマリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手(21)が、ナショナルズ戦の8回に同点ソロを放ち今季20号に到達した。

ロドリゲスは「1番中堅」で出場し、1点を追う8回2死走者なしで迎えた第4打席。1ストライクから高めのカーブを捉え、左中間スタンドに6試合ぶりの1発をたたき込んだ。

今季は23盗塁を記録しており、ESPNによればデビューから107試合目で「20本塁打20盗塁」を達成したのは、1900年以降では史上2番目の記録。最速は20年に達成したパドレスのフェルナンド・タティス内野手で、デビューから97試合目で達成した。

ドミニカ共和国出身のロドリゲスは“Jロッド”の愛称で親しまれ、すでにマリナーズの顔になりつつある。今年はオールスターに選出され、ホームランダービーにも出場し存在感を示した。今季107試合で打率2割7分1厘、20本塁打、64打点、OPS.803。