エンゼルス大谷翔平投手(28)とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)のMVP論争について、米大物記者が意見した。ジ・アスレチックスや米テレビ局FOXなどで活躍するケン・ローゼンタール記者が、FOXの野球中継中にリポーターとして出演し「大谷かジャッジか」で過熱する論争に言及。その動画を11日にツイッターに投稿した。

「これに関して重要な点を指摘したい。ジャッジはMVPに値するが、オオタニに関して感覚がまひし、彼がやっているミラクルを我々が十分に評価していないという面がある」と見解。大谷については「彼は二刀流として、昨季に次ぐ史上2番目の素晴らしい活躍をしている。打撃は昨季ほどでなくても、投手としては素晴らしい」と話した。

大谷はこの日のアストロズ戦初回に先制の今季34号2ラン本塁打を放ち4打数2安打2打点。一方、55本で本塁打王争いを独走するジャッジはレイズ戦で4打数1安打1打点だったが、5試合連続で本塁打が出なかった。