マリナーズの先発右腕ローガン・ジルベルト(25)がエンゼルス打線を6回4安打1失点に抑え13勝目(6敗)を挙げた。「2番DH」で出場した大谷とはこの日3度対戦。初回は11球粘られた末に12球目のスライダーで空振り三振に仕留め、4回はフルカウントから再びスライダーで空振り三振、6回は初球のフォーシームを二塁打とされた。

試合後に地元メディアから大谷との初回の対戦について問われ「楽しい対決だった。彼はボールをしっかり見極めていて、良い球もファウルにしていた。最後はしっかりコースに投げることができた」と振り返った。多くの球を見せたことで打者に有利になるかとの質問には「どちらとも言える。試合を通して自分に良い方向に働いていたけど、3打席目は初球から打たれた。彼との対戦は楽しかったよ」と話した。これで大谷との対戦成績は11打数2安打(1二塁打、1本塁打)で打率1割8分2厘となった。