ブレーブスの新星スペンサー・ストライダー投手が左腹斜筋を痛め、24日に予定されていた登板が取りやめとなった。ブライアン・スニトカー監督は「伝えてくれたのは賢明」と同投手の判断を評価している。

今季新人王候補のストライダーはここまで20試合に先発し、11試合にリリーフ登板。ここまで131回2/3を投げているが、130回に到達した時点で200奪三振を達成。2001年のランディ・ジョンソン氏を上回るメジャー最速となった。

ストライダーは前回登板した18日のフィリーズ戦でこの大台に乗ったが、マウンドに上がった直後から違和感を覚えていたという。スニトカー監督は同投手を負傷者リストに入れるつもりはないものの、次の登板から外したのは「リスクを冒したくないからだ。本人は投げたがっていたが、こちらの判断でやめさせた」と話した。

同監督は続けて「伝えてくれてよかったと思う。賢明だった。早めに対応しなければシーズン終了レベルの問題になる可能性もあるからだ」とストライダーの判断を評価。24日の登板はなくなったものの、痛みがなくなればローテーションに復帰の見込みだという。(AP)