今季の新人王が有力視されているマリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手(21)が、22日(日本時間23日)のアスレチックス戦で腰の痛みを訴えて途中交代し、MRI検査を受けることが決まった。同日、MLB公式サイトなどが伝えた。

ロドリゲスは敵地でのアスレチックス戦に「1番中堅」で出場。第1打席で二塁打を放って次打者ハニガーの適時打で生還したが、直後の守備中に痛みを訴えベンチに下がった。ロドリゲスは同様の痛みで17~19日のエンゼルス戦を欠場し、この日が復帰3戦目だった。

サービス監督は「得点した後は何も異常はなかった。様子を見に行ったときに『また腰が張っていて、かなり痛みがある』と言われた」と説明し「チームにとって本当に大きな存在。しかしもっと重要なのは、フリオが健康でいること」と話した。

ロドリゲスは今季デビューし、129試合で打率.280、27本塁打、73打点、25盗塁、OPS.846を記録。史上初のメジャー1年目で「25本塁打、25盗塁」を達成した。7月にはオールスターに初選出され、ホームランダービーにも出場。8月には最大17年(23~39年)の大型契約を結び、マリナーズの将来を担うスター選手として期待されている。