カージナルスのアルバート・プホルス選手は23日のドジャース戦で2本塁打を放ち、通算700本塁打の大台に達した。

通算3000安打を達成し、プホルスと同じドミニカ共和国出身のエイドリアン・ベルトレ氏が、その試合を現地で見届けた。

MLB公式ウェブサイトによると、ベルトレ氏は700号という歴史的瞬間を見るために3連戦のチケットを手配したと、プホルスに電話で連絡していたという。

そしてその期待に応え、プホルスは初戦でメジャー史上4人目の700本塁打達成という偉業を成し遂げ、打った後には最前列に座っていたベルトレ氏の元に駆け付けた。

ベルトレ氏はMLB公式サイトの取材に対し、「きょう彼を後押しできて光栄。アルバートはわれわれの仲間内でも尊敬されている選手。彼のように謙虚で勤勉で素晴らしいキャリアを築いてきた選手が、このような偉業を達成した。とても誇らしい」と祝福した。