昨季ワールドシリーズ王者ブレーブスは、ロナルド・アクーニャ右翼手が2本塁打を放つ活躍を見せ、4連勝。ナ・リーグ東地区優勝を争うメッツと97勝58敗の同率首位に浮上した。優勝すれば、プレーオフでの第2シードが確定する。

ブレーブスは2-2の同点で迎えた5回、オーランド・アルシア二塁手の9号ソロで勝ち越すと、アクーニャが左翼に14号ソロ。同選手はさらに、6-2と点差を広げて迎えた7回にも15号ソロを左翼スタンドに放り込んだ。

ブレーブスは28日にナショナルズともう1試合戦った後、30日からはメッツと頂上対決の3連戦。アクーニャは通訳を介して、「まずは、明日勝ちたい。それから、週末のメッツとの連戦をいい形で終えたい。地区優勝がかかっている」と気合を入れた。

昨年7月に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがを負い長期離脱したアクーニャは、4月末に復帰。今季は113試合で打率2割7分、15本塁打、49打点となっている。ただ、ここ9試合は好調で、7試合でヒットを記録。打率2割9分4厘、4本塁打、7得点、10打点をマークしている。(AP)