U18ワールドカップ(W杯)で優勝した米国代表でMVPに輝いたブライス・エルドリッジ(17=ジェームズマディソン高)が29日、米専門テレビ局MLBネットワークの番組に出演し、目標とするエンゼルス大谷翔平投手(28)について語った。

エルドリッジ自身、投手と一塁をこなす投打の二刀流。大谷が高いレベルで二刀流を継続していけると思うかと問われ「彼はケガでできなかった時期もあったが、すでに長く二刀流でやっている。熱心に練習に取り組む姿勢があれば、継続的に二刀流をすることは可能だと思う」とし「僕も、メジャーリーグで投打の二刀流をするのが子どものころからの夢。なぜそれをする選手が出てこないのかと思っていた」と話した。

大谷と同じ右投げ左打ちのエルドリッジは、今月半ばにフロリダ州で開催されたU18W杯の大会初戦のオランダ戦で満塁弾を含む5打点をマークするなど9試合で3本塁打を含む6安打、13打点。投手では抑えとして3試合に登板し、3回を1安打無失点、5奪三振に抑えた。今後の進路は、アラバマ大への進学が決まっているという。