カブス鈴木誠也外野手(27)は「2番右翼」でスタメン出場し、9月11日以来となる決勝の14号ソロを放つなど、3打数1安打1打点1四球だった。

1-1の同点で迎えた7回の第3打席。救援右腕ローが投じた時速95マイル(約153キロ)の内角ツーシームをコンパクトに振り抜き、左中間スタンドへ運んだ。

その他の打席は、見逃し三振、右飛、四球。

打率は2割6分7厘。

試合後、地元テレビ局のヒーローインタビューに出演。産休制度「父親リスト」から復帰後3戦目での初アーチについて、「出産で(日本へ)帰してくれた球団には感謝してますし、残り数試合ですが、少しでも恩返しできるように頑張りたい」と話した。

また、父親としての気持ちについて「(子供は)まだ小さくて僕の存在すら知らないと思いますが、大きくなるまで野球を続けられるように頑張りたい」と笑顔で語った。

競り勝ったカブスは、今季最長の6連勝を飾った。