ホワイトソックスのトニー・ラルーサ監督(77)の監督引退が3日に発表されることが分かった。USAトゥデーが伝えた。

殿堂入りしているラルーサ監督は1979年から86年途中までホワイトソックスの監督を務め、83年には地区優勝。その後は2011年までにアスレチックスで1回、カージナルスで2回のワールドシリーズ制覇を果たすなどし、21年に3年契約でホワイトソックス指揮官に復帰した。

ところが、健康上の不安があるとして8月30日からチームの指揮を離れ、心臓に問題があるとして、ペースメーカー植え込み術を受けた。先月11日には試合前に開催されたデーブ・スチュワート氏の「背番号34」の永久欠番セレモニーに出席し、元気な様子を見せたものの、試合の指揮は執らず。復帰時期は未定となっていた。35年間の監督歴で通算2899勝2514敗の成績。