エンゼルスがホーム最終戦を今季初の7連勝で飾った。大谷は2日(日本時間3日)のレンジャーズ戦に「3番DH」で出場。1回1死一塁、トラウトの内野安打から続き、中前にクリーンヒットでチャンスを広げた。この回、打線がつながって6得点。序盤で試合を決めた。第3打席で39号ソロを中越えに運び、本拠地のファンを沸かせたトラウトは「ここ最近、いい野球が出来ている。本拠地の最後、勝てたことは良かった」と振り返った。

チームリーダーが1発を放った一方で、大谷は19試合、自己ワーストとなる最長ブランクの79打席連続ノーアーチ。それでも日米通じて自己最長タイの17試合連続安打をマークした。前日には3000万ドル(約43億5000万円)でエ軍と1年契約を結んだことが発表され、トラウトは「最高なことだね。年俸が保証され、彼も戻ってくることを楽しみにしている」とうれしそうに語った。

チームは敵地オークランドへ移動し、アスレチックスとの3連戦に臨む。勢いを維持して3連勝となれば、10連勝フィニッシュ。最終戦に登板予定の大谷で、シーズンを締めくくる。【斎藤庸裕】

▼大谷が17試合試合安打。大リーグでの自己記録を更新し、日本ハム時代の最長だった17試合(16年4月27日~6月8日)に並んだ。本塁打は9月11日アストロズ戦を最後に出ておらず、これで19試合、79打席連続で1発なし。大リーグ移籍後の本塁打ブランクでは試合数で19年7月28日~8月17日の18試合を更新し、打席数はこの時の73打席を既に更新して最長となっている。

【写真たっぷりライブ詳細】大谷翔平 5打数1安打で日米最長17試合連続安打 エンゼルスは本拠地最終戦白星で飾る>>