3日の試合で股関節を負傷したマリナーズのユーティリティープレーヤー、サム・ハガティが10日間の負傷者リスト登録となった。手術は回避できる様子だが、プレーオフ最初の2試合は欠場することになった。

ハガティは3日の試合で9回に盗塁を試みた際に負傷。スコット・サービス監督は4日、MRI検査の結果、手術は不要となる見込みだと明かした。外野の全ポジションが守れ、今季は二塁手も担当したハガティはここまで打率2割5分6厘、5本塁打、23打点だった。

これからワイルドカードシリーズ(3回戦制)に臨むマリナーズは、最初の2試合で貴重なユーティリティープレーヤーを失うことになったが、サービス監督は同選手の活躍を諦めていない。

同監督は「ワイルドカードシリーズにハガティが出場することは間違いない。先発かどうかは分からないが、最終的にはフィールドにいるだろう」とコメント。「われわれ全員が彼を信頼している。効果的なプレーができるし、盗塁もできる。接戦で勝つための細かい仕事をすべてこなしてくれる」と、同選手が貴重な戦力であることを強調していた。(AP)