MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナー(64)が6日、米専門テレビ局ESPNの番組に出演し、投打の二刀流でダブル規定を達成したエンゼルス大谷翔平投手(28)を称賛した。

「ショウヘイ・オオタニは我々のスポーツにとって重要な存在。その大きな理由は2つある」とし「まず1つは、彼がケタ外れの才能を持った選手だということ。プロスポーツには偉大な選手が必要。彼はその1人だ」と指摘した。さらに「もう1つは見逃されがちな点だが、我々のスポーツを国際化する上で、彼は非常に重要な存在。メジャーでトップレベルの活躍ができる外国人選手を抱え、国際的に魅力的なリーグにすることは重要だ。彼は間違いなくそれを担える選手」とし「オオタニのインパクトは、はっきりと目に見えている。視聴率やデジタルコンテンツのアクセス数などを見ると歴然で、特にアジアでのインパクトは大きい」と話した。

大谷は今季、投手として28試合に登板し15勝9敗、防御率2・33、219奪三振。打者としては打率2割7分3厘、34本塁打、95打点、11盗塁をマーク。ア・リーグ新記録の62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)とMVPを争っている。