今季111勝で両リーグ最高勝率をマークしたドジャースが、同地区2位でワイルドカードのパドレスに敗れ、1勝3敗で地区シリーズで敗退した。

王手をかけられ後がないこの日は、継投策が裏目に出た。先発左腕アンダーソンが5回を2安打無失点と好投。勝ち投手の権利を得て交代したが、7回に3番手で登板した救援右腕ケンリーが1死も取れず2安打3失点で降板。4番手で継投した右腕アルモンテが逆転の2点適時打を浴び、敗れた。

10年連続でポストシーズンに進出し、2年ぶりのワールドシリーズ制覇も期待されたチームだけに、落胆は大きかった。ロバーツ監督は「ショックが非常に大きい。あまりにも無念。打ちのめされている」と吐露。「前向きになれるような言葉は、私には何も言えない。ここで敗退するとは、思ってもいなかった」と話した。