レイズは11日(日本時間12日)、前レンジャーズ編成本部長のジョン・ダニエルズ氏(45)が編成部門のシニアアドバイザーに就任したと発表した。野球界での豊富な経験を生かして編成部門をサポートし、さまざまな事柄に関して助言をする役職だという。レイズが外部から幹部を採用することは珍しく、異例の人事となる。

ダニエルズ氏は2001年にロッキーズのインターンとして球界でのキャリアをスタートし、翌年にレンジャーズのフロントに移籍。05年10月に28歳と41日で、当時としてはメジャー史上最年少のGMとなった。在任中はチームを5度のポストシーズンに導き、2度のリーグ優勝を果たした。

11年オフには日本ハムからポスティングシステムでメジャー移籍を目指したダルビッシュ有投手(35=現パドレス)を獲得。日本、韓国などのアジア市場で次々と選手を獲得し成功してきた。

しかしレンジャーズは6年連続で負け越すなど低迷が続き。同氏は今年8月に電撃的に解任された。