ドジャースなどで活躍し今季韓国プロ野球でプレーしたヤシエル・プイグ外野手(31)が、違法なスポーツ賭博に関する虚偽証言で有罪となった。米司法省が14日、発表したと複数の米メディアが伝えた。

罪状認否の司法取引が締結され、その答弁合意書によるとプイグはカリフォルニア州の違法賭博業者を通じてスポーツ賭博を行ったことを認め、それに関する虚偽の証言で有罪とすることで合意した。

違法賭博は、2019年5月から9月までの間にテニス、フットボール、バスケットボールの試合で数百回行っていたという。虚偽証言は、最大で5年の収監と5万5000ドル(約825万円)以上の罰金が科せられるという。

キューバから亡命し13年にドジャースでデビューしたプイグは、19年までのメジャー7年間で通算861試合に出場し、打率2割7分7厘、132本塁打、415打点をマークし、球宴に1度出場。メジャー時代はスピード違反で複数回逮捕され、20年には女性に対する暴行で訴えられるなど、トラブルメーカーだった。

今季は韓国のキウムでプレーし打率2割7分7厘、21本塁打、73打点と活躍した。