ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が17日(日本時間18日)、ア・リーグMVPを初受賞した。MLBネットワークの受賞者発表番組では受賞の喜びと、エンゼルス大谷翔平投手(28)との賞レースについて語った。

受賞の喜びについては「言葉にするのが難しい。最高の瞬間だ。大変なハードワークを続けて、ここまでたどり着いた。僕だけではない、チームワークの結果だ」と感激。大谷については「彼はこの惑星上のベストプレーヤー。彼も素晴らしいシーズンを過ごしていて、争うのが楽しかった」と話した。

今季、ロジャー・マリス(ヤンキース)が1961年に記録したア・リーグ最多の61本塁打を更新する62本塁打を放ち、同最多の131打点もマークし2冠。打率は同2位の3割1分1厘だった。MVPの投票結果は、ジャッジが1位票28を獲得し、410ポイントで受賞。大谷は1位票2を獲得し280ポイントで2位だった。ヤンキースの選手がMVPに輝くのは、07年のアレックス・ロドリゲス以来となる。