「SHO-TIME 大谷翔平メジャー120年の歴史を変えた男」の著者で、エンゼルスの番記者を10年務めているジェフ・フレッチャー氏が26日、都内でトークイベントを行った。日本のファンの前で質疑応答を行い、サイン会も開催。前日に初めて来日し、メジャーで二刀流として活躍を続ける大谷や低迷するエンゼルスについて語った。

2年連続、投打でシーズンを完走した大谷に関しては「投手で間違いなく良くなった。スライダーがすごく改善されて、ツーシームも習得した」と、まずは投手での結果を称賛。打者でも「ホームランは多くなかったけど、安定感という点で去年より良かったと思う」と評した。

大谷は投手で15勝9敗、防御率2・33、打者では打率2割7分3厘、34本塁打、95打点の成績を残した。だが、MVP投票ではリーグ新記録のシーズン62本塁打をマークしたヤンキースのジャッジが選出。フレッチャー記者は「もし、僕にMVPの投票権があったら、大谷に入れていたと思う。だが、ジャッジは歴史的なシーズンを送った。プレーオフに進出できるチームで重要な役割を担い、それが重要だと考えた記者が多かったんだと思う」と、今季のMVP争いについて振り返った。

来季、大谷に期待することについては「個人の予測でしかないが、打率は2割7分5厘、40本塁打で110打点、投手では16勝を挙げ、防御率は2・50かな」とした。また、「再び同じような活躍ができれば、来年こそMVPだ」と力を込めた。

徳間書店から発売されたフレッチャー氏の著書は現在、6刷、4万5000部が売れており、今イベントにも約80人が集まった。