MLB公式サイトのウィル・リーチ記者が、野球選手としては「高齢」だけれども、まだまだ活躍できるフリーエージェント(FA)の選手のうち、35歳以上(来年7月1日時点)で来季を戦うことになる10選手をリストアップ。アストロズからFAとなったジャスティン・バーランダー投手らの名前が並んだ。

今季、右肘の靱帯(じんたい)再建手術から復帰したバーランダーは、先発28試合でア・リーグトップの18勝、防御率1・75をマークし、アストロズのワールドシリーズ制覇に貢献。自身3度目のサイ・ヤング賞に輝いた。

同選手はシーズン終了後、年俸2500万ドル(約35億円)の来季契約を破棄。リーチ記者は、来季の開幕時点では40歳となっているバーランダーについて「彼ほどの実力があれば、行き先も、基本的には背番号だって好きに選べることだろう」とし、NFLのレジェンドQBであるトム・ブレイディを引き合いに「もし彼が45歳まで投げていても驚く人はいないはず」と述べた。

その他、指名打者ネルソン・クルーズ(7月1日時点で42歳、以下同)、ザック・グリンキー投手(39)、ジャスティン・ターナー内野手とデービッド・ロバートソン投手(いずれも38)、ジョニー・クエト投手(37)、ホセ・アブレイユ内野手(36)、ジェイコブ・デグロム投手、指名打者J・D・マルティネス、ケンリー・ジャンセン投手(いずれも35)が選ばれた。