米メディア「アスレチック」は1日(日本時間2日)、ヤンキースの補強が全て成功した場合の来季の打線を予想し、オリックスからポスティングでのメジャー移籍を目指す吉田正尚外野手(29)が「1番左翼」に名を連ねた。ヤンキースは吉田に関心を寄せているとたびたび報じられており、先月にはキャッシュマンGMが「彼のことは把握している」とコメントしている。

左翼は7月に加入したベニンテンディが主に守っていたが、シーズン終了後にFAとなった。21年にゴールドグラブ賞を受賞したベニンテンディから吉田正に代われば、守備力は下がるが打力はアップすると同記事は分析。ベニンテンディはヤンキースに移籍後、33試合で打率.254、2本塁打、12打点、OPS.734と苦戦していた。

FAになり動向が注目されるジャッジは「2番右翼」、再契約に成功したリゾは「3番一塁」、スタントンは「4番DH」となり、上位打線は吉田正、ジャッジ、リゾ、スタントンと強打者が並んだ。「8番遊撃」のペラザは9月にデビューし18試合で打率.306、1本塁打、2打点、OPS.832を記録。正遊撃手カイナーファレファよりも出場機会を与えるべきと指摘されている。

 

<ヤンキースの予想打線>

1番左翼 吉田正尚

2番右翼 ジャッジ

3番一塁 リゾ

4番DH スタントン

5番三塁 ラメーヒュー

6番二塁 トーレス

7番中堅 ベイダー

8番遊撃 ペラザ

9番捕手 トレビノ