今オフにレッドソックスからフリーエージェント(FA)となった指名打者J・D・マルティネス(35)に、ドジャースが興味を示しているようだ。ただし、MLB公式サイトは「彼らのプランにどれだけ合致しているかは疑問」とコメントしている。

メッツの番記者であるパット・ラガッゾ氏が情報筋の話として、ツイッターに「ドジャースがJ・D・マルティネスに興味を示している」と投稿。特記事項として「ドジャース打撃コーチのロバート・バンスコヨック氏が過去にマルティネスと仕事をした経験がある」と伝えた。

これを受け、MLB公式サイトはマルティネスがドジャースのプランにどのくらいマッチするのか、疑問が残るとコメント。同球団が今オフの補強として最優先にしているのは右打ちの指名打者を加えることではなさそうだと分析し、指名打者タイプの選手としてはトッププロスペクト(有望株)3位のミゲル・バルガスがおり、同選手が来季さらに出場機会を得るはずだとした。

マルティネスはメジャー12年のキャリアでオールスター選出5回、シルバースラッガー賞3回。2018年にはワールドシリーズ制覇も経験した。今季は139試合に出場し、打率2割7分4厘、16本塁打、62打点。二塁打はキャリア最多の43を数えた。